モデル、40歳。乳がん1年生。

2010.04.21
モデル、40歳。乳がん1年生。

著者:MAIKO
出版社名:KKベストセラーズ
発行年日:2009年12月
価格:\1,365
ISBN:978-4-584-13208-1

現代の女性は仕事・家庭・子育てに追われる忙しい毎日。それでも時間のやりくりをしながら、おしゃれやレジャーに積極的に参加しています。しかし、そうした内面的にも外面的にも一番輝いている、30歳から50歳前後に発見されるケースが多いのが乳がんです。

 乳がんは、死ぬかもしれないという恐怖と共に、女性にとって治療による副作用も重大な意味を持ち、メンタル面にも大きな負担がかかります。幸い早期発見によって命をとり止めても、その後の治療には様々な苦難がついてきます。抗がん剤治療で毛髪・睫毛・眉毛の脱毛、味覚障害、ホットフラッシュ...「どうして自分がこんな目に遭うのだろう」「もっともっと楽しみたいのに」と精神的なダメージが大きくなるのです。
本書は、ご自身も実際に乳がんの手術を経験したモデルのMAIKOさんが、乳がんという、女性にとって切実なテーマを題材としながらも、「シンプル・カジュアル」をポリシーとするライフスタイルを紹介しながら、治療に苦しむ女性たちに熱いエールを送っています。

MAIKOさんは、高校生の時にモデルデビューし、ニューヨークで暮らした新婚時代には一流モデルクラブに所属、NYコレクションなど国際的なショーもこなすトップモデルとして活躍しました。現在は『STORY』等のファッション誌やテレビCMに出演し、モデルとして第一線で活躍しています。プライベートでは一児の母であり、『環境セラピー・ジュニアセラピスト』や『ビューティーライフ・セラピスト』の資格を取得する等、食や癒しの分野でも積極的に活動しています。現役の人気モデルとしてがん治療を行っていくのは、並大抵な事ではありません。MAIKOさんは、家族やスタッフの温かいサポートと持ち前の前向きな姿勢で病気に立ち向かっています。
「抗がん剤治療で髪が抜けたら、オシャレなウイッグやバンダナ、帽子で明るく乗り切る」という心強いメッセージが一人でも多くの女性に届いて欲しいと思います。

(目次)
第1章 告知
第2章 モデル
第3章 家族
第4章 手術
第5章 抗がん剤治療
第6章 新たな出会い

看護ネット事務局

看護コミュニティ

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