ずっと健康だと思ってた。 34歳脳こうそく克服記

ずっと健康だと思ってた。 34歳脳こうそく克服記

著:有田 奈央
イラスト:麻生 夕貴 
出版社名:イースト・プレス
発行年日:2014年11月 
価格:\1,080(税込)
ISBN:9784781612560

頭痛やめまい、立ちくらみ。食欲不振やろれつが回らない。
大きな病気もせずに健康な生活を送っていると、風邪を引いてしまったか疲労がたまっているぐらいに考えてしまいがちです。でもそれは、実は怖い病気の前兆かもしれません。
肩から胸が痛む場合には心筋梗塞、鼓動のリズムが不規則でおかしい時や言葉が出にくい場合には脳卒中、時々日常動作ができないほど物忘れがひどくなる場合には脳血管性認知症、といったことが疑われます。

実際に本書の著者も、1年前の健康診断では健康そのもの。34年間、入院するような病気ケガもなく、風邪すらあまり引かないような生活を行っていました。
しかし、ある朝突然左半身に痺れが起こり、34歳の若さで脳こうそくと診断されます。
思いもよらない現実にとまどいながらも、家族に支えられながら治療に耐え、現在もリハビリに通いながら、本業の絵本作家として活躍しています。

痺れが起こった時、それが脳こうそくの初期症状とは知らずに12時間も放置してしまった主人公。
看病に訪れた友人の機転で、病院に運ばれ一命を取り留めますが、これは誰にでもありうることかもしれません。
高齢者だけでなく、若い人でも起こりうる可能性があります。「自分だけは大丈夫!」その気持こそが危険、という本書のメッセージを受け取って欲しいと思います。

また、ご家庭で介護をされている場合、患者さん自身が症状を自覚するのは難しいでしょう。ご家族の方が、いつでも注意深く見守ることも大切です。

発症から入院、検査、リハビリの一部始終を、ほのぼのと誰にでも読みやすいコミックエッセイとして書かれています。いつも身体のSOSを見逃さないための一冊としてお役立ていただきたいと思います。

(目次)
第1章 突然の脳こうそく(ある朝のこと/ 脳こうそくになった私 ほか)
第2章 ゆううつな日々(ポジティブな日/ ネガティブな日 ほか)
第3章 三歩進んで二歩下がる(ひとりきりの時間/ 感謝の気持ち ほか)
第4章 これからの人生(『贈る言葉』/ ついに退院 ほか)

看護コミュニティ

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