床ずれ(褥瘡)の予防

2014.10.21

床ずれ(褥瘡)を作らないための留意点

褥瘡(床ずれ)には深さによる右の図のような段階があります。
褥瘡を防ぐためには、次の点に留意しましょう。

褥瘡(床ずれ)を予防するための留意点

  • ①赤が認められた場合、注意して観察し、早めに医師や訪問看護師に相談する
  • ①低反発マットなどの除圧器具を有効利用する
  • ②自分で寝返りを打てない場合、およそ2時間をめどに体位変換
  • ③エアマットレスを使用し、体に圧力がかかる時間を少なくする
  • ④皮膚のケア(皮膚の清潔・保湿・保護)に努める
  • ⑤低栄養状態に陥らないよう、バランスのとれた食事を摂る

褥瘡(床ずれ)を予防するための栄養素

特に次の栄養素については積極的に摂取するようにする

  • タンパク質:体の筋肉を作る(肉、魚、大豆製品など)
  • 亜鉛:たんぱく質の合成に欠かせない必須ミネラル(肉、 たまご、チーズ、大豆、きなこ、ゴマなど)
  • 鉄:貧血を防ぐ(レバー、魚介類、ひじき、のり、ゴマなど)
  • カルシウム:骨を丈夫にする(牛乳、桜えび、ししゃもなど)
  • ビタミンA:粘膜の機能を維持する(レバー、うなぎなど)
  • ビタミンC:鉄の吸収を高める。抗酸化作用。(ピーマン、モロヘイヤ、かぶ、のり、果物、野菜)

褥瘡ができやすい部位

高齢者の看護

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