3-5.症状と観察のポイント!

日常の病状の観察は家族の役割としても大切です。唇が紫色になるチアノーゼ、
意識障害、呼吸の状態など、症状の変化は、家族が気づく場合があります。
  • 息苦しさ、息切れ:いつもより強いか。呼吸の回数・深さ・音はどうか。
  • チアノーゼ:唇や爪の色はいつもと比べてどうか。いつ紫色になったのか。
  • 咳(せき):いつもより強く続いているか。乾いているか湿っているかどうか。
  • 動悸(どうき):いつ起きるか。いつもより強いか。汗はどうか。めまい・吐き気?
  • 痰(たん):いつもより多いか。何色か。固いのかサラサラしているのか。
  • 胸痛:胸のどこがどのように痛いのか。いつおきるのか。強さはどうか。
  • 喘鳴(ぜいめい):ゼイゼイヒューヒュー、どんな音か。息を吸う時か吐く時か。
  • むくみ:尿の量はふだんより少ないか。顔やまぶた、手足末梢はいつもより腫れていないか。
  • 意識の状態:眠り続けていないか。奇妙なことを言わないか。頭痛はないか。