呼気時に胸郭の動きに合わせて軽く圧迫し、空気の出て行くスピードを速めることで痰の移動を促します。聴診器の音や触ったときの感覚で痰が溜まっている所を中心に実施します。
小児では呼吸数が多いこともあり正確な適用が困難なことも多いので留意します。 |
スクイージングの方法 |
・ |
介助者の手のひらで胸をつつみこむようにして息を吐くときに、軽く押します。 |
・ |
息を吐くことを助けることで、肺胞はじにある痰を気管まで持ってきます。この痰がとれるとすっきりと呼吸することができます。 |
|
|
(宮川哲夫:急性呼吸不全に対する呼吸理学療法、救急医学22:1187、1998より引用) |
|