13-4.入浴はぬるめのお風呂を短めに

お風呂に入るときには、酸素吸入しながら入ります。

お風呂に入ることは、心とからだの両面に効果があります。心理的にはゆったりした気分になれるとか、さっぱりした気分になれるなどです。身体的には温熱作用や浮力作用で血液の循環がよくなったり、筋肉が柔らかくなったりするなどリハビリの効果があげられます。しかし、お風呂のお湯の圧力(水圧)が体にかかり、慢性呼吸不全の人では息苦しさを訴える人も少なくありません。酸素吸入をし、体力を消耗しないお風呂の入り方の工夫が大切となります。またせっかくお風呂に入っていい気分になったのに、湯冷めしてカゼをひいたのでは何にもなりません。細かな注意が必要です。