6-3.腹式(横隔膜)呼吸

腹式(横隔膜)呼吸は横隔膜を十分に働かせ、
1回の呼吸でたくさんの換気ができる効率のよい呼吸法です。
練習すればするほど上手になり、呼吸が楽になります。


あお向けに寝て行う腹式呼吸
「1・2」で鼻から息を吸う
口を閉じて深く息を吸って、お腹が盛り上がるように突き出してくるのを確かめる」。このとき胸に当てた手はほとんど動かない。


「3・4・5・6」で口から吐き出す。お腹が引っ込むのを確かめる。このときも胸に置いた手は動かさないようにする。


椅子に座って行う腹式呼吸
背もたれのない椅子に座り背筋を伸ばす。
「1・2」で鼻から息を吸い、「3・4・5・6」で口からゆっくりゆっくり息を吐く。


背幅に足を開き、肩の力を抜く。
帯状のヒモをへその高さで両端を交差させる。鼻から息を吸うときひヒモをゆるめ、口から息を吐くときにヒモを締める。
立って行う腹式呼吸