9-4.便秘を防ぎます

便秘になると腹部がはり、その上部にある横隔膜が押し上げられ、呼吸がしにくくなります。また、便秘の便を出そうとして一段と腹圧をかけ、横隔膜を収縮させるために、息苦しさがいっそう増強されます。

便秘にならないように野菜や繊維の多い食物をとり、水分も適当にとりましょう。特に朝食を抜くと、朝の定期的な排便が難しくなります。また、食事時間が不規則だと、自律神経のバランスが崩れて便秘になりやすくなります。


便秘しがちな場合は,食物繊維の多い穀類,野菜,海藻,きのこ,コンニャクなどを十分にとって下さい。また腸の機能を亢進するために運動をすることも大切です。散歩が難しければ室内での体操や腹部のマッサージも効果的です。