グッドボランティア:いちごフレンド
活動内容
いちごフレンドは、聖路加国際病院内の2つの病棟に分かれて、食事の配膳・洗面の介助・電子カルテへの食事記録入力・ナースステーションの事務作業を行っています。聖路加看護大学の学生で構成されており、現在69名が所属しています。自分の予定に合わせて活動日を決めることができるシフトづくりを行っているため、1人1人無理のない活動が行えていることが特徴です。そのためほとんどのボランティアが1年生のころから所属し、継続して続けています。活動時間は昼食あるいは夕食の時間帯で、空き時間や放課後の時間にあたります。
ボランティアをしていて感じること
病棟へ行き実際に患者さんと接することで、患者さんが入院生活において求めていることは、苦痛を緩和する医療行為だけではないということを実感します。日常生活介助はもちろんですが、夕方にブラインドを閉めるだけでも、患者さんの入院生活の質を上げることができるということ、患者さんに寄り添い、話を聞くことも看護の1つであることなど、現場だからこそ学べることがたくさんあります。
受賞した気持ち・今後の抱負
まずは、いちごフレンドを立ち上げてくださったClass of 2010の先輩方に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。また、いつも温かくサポートして下さる先生、受け入れて下さっている病棟のナースの皆さまにも感謝しています。学生のうちから定期的に病棟へ行くことのできる環境は、私たちにとってとても貴重なものなので、もっと多くの学生のみなさんに知ってもらいたいです。
今後の抱負
設立4年とまだ歴史は浅いボランティア団体ですが、今後もしっかりと継続できるように精一杯頑張っていきたいと思います。ナースではない今だからこそ抱く思い、気づけたことを大切に、いちごフレンドで活動していて良かったと、将来、所属メンバー全員が思えるような場にしていきたいです。
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2010年1月22日 代表:聖路加看護大学2年 梶原みのり
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