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2009年度聖路加看護大学創立記念表彰式

2009年度聖路加看護大学創立記念表彰式(2010年1月22日)にて、ナイトフレンドといちごフレンドが、グッドボランティアとして紹介されました!
2つのボランティアグループの表彰式の際の言葉を紹介します。

「表彰式に際して」

グッドボランティア:ナイトフレンド

活動内容

人数は全体で45人程度。聖路加国際病院6階の小児病棟にて、平日の18時30分から21時まで、1人か2人かが毎日交代でボランティアに行っています。感染防止の観点から12歳未満の子どもは病棟に入ることができないため、親御さんが患児と面会している間、待合室で一人寂しく待っている患児のきょうだいの遊び相手になるということを目的としてできたのがナイトフレンドです。しかし最近は、親御さんが面会に来られていない患児の遊び相手をすることがほとんどです。寝かしつけをしたり、一緒に遊んだりなどということをします。


ボランティアをしていて感じること

子どもと接することは決して簡単なことではありません。子どもが好きというだけでは出来ないこともたくさんあります。しかし、たくさんの子どもたちと関わる中で笑顔を見ることが出来たりすると、私たちが関わったことで少しでも子どもたちの寂しさや不安を軽減することが出来たと感じ、とても嬉しくなります。また、実際に患児や家族、そして看護師と関わることで、座学だけではわからない・学びきれないことを、ボランティアを通して学んでいます。また、それと同時に授業で学んだことを実際に病棟で生かすことができ、自信にもつながります。


受賞した気持ち・今後の抱負

受賞することができて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。現在、まだメンバーが少なく、シフトに穴をあけてしまうことが多いので、これからもっとメンバーを増やして、毎日ボランティアが病棟に行けるようにしたいです。そうすることにより、少しでも患児やその保護者の負担や不安というものを軽減できればと思っています。


こちらもご覧ください
「看護の卵たち」 Night Friend:小児病棟でのボランティア活動


2010年1月22日 ナイトフレンド一同

グッドボランティア:いちごフレンド

活動内容

いちごフレンドは、聖路加国際病院内の2つの病棟に分かれて、食事の配膳・洗面の介助・電子カルテへの食事記録入力・ナースステーションの事務作業を行っています。聖路加看護大学の学生で構成されており、現在69名が所属しています。自分の予定に合わせて活動日を決めることができるシフトづくりを行っているため、1人1人無理のない活動が行えていることが特徴です。そのためほとんどのボランティアが1年生のころから所属し、継続して続けています。活動時間は昼食あるいは夕食の時間帯で、空き時間や放課後の時間にあたります。


ボランティアをしていて感じること

病棟へ行き実際に患者さんと接することで、患者さんが入院生活において求めていることは、苦痛を緩和する医療行為だけではないということを実感します。日常生活介助はもちろんですが、夕方にブラインドを閉めるだけでも、患者さんの入院生活の質を上げることができるということ、患者さんに寄り添い、話を聞くことも看護の1つであることなど、現場だからこそ学べることがたくさんあります。


受賞した気持ち・今後の抱負

まずは、いちごフレンドを立ち上げてくださったClass of 2010の先輩方に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。また、いつも温かくサポートして下さる先生、受け入れて下さっている病棟のナースの皆さまにも感謝しています。学生のうちから定期的に病棟へ行くことのできる環境は、私たちにとってとても貴重なものなので、もっと多くの学生のみなさんに知ってもらいたいです。


今後の抱負

設立4年とまだ歴史は浅いボランティア団体ですが、今後もしっかりと継続できるように精一杯頑張っていきたいと思います。ナースではない今だからこそ抱く思い、気づけたことを大切に、いちごフレンドで活動していて良かったと、将来、所属メンバー全員が思えるような場にしていきたいです。


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2010年1月22日 代表:聖路加看護大学2年 梶原みのり


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