筋肉の細ぼうは、しげきを受けるとのびたりちぢんだりして運動をします。
このとき筋肉は、細ぼうにたくわれている栄養分と血液が運んでくる酸素（さんそ）を使って
エネルギーをつくりだします。 筋肉痛になる原因は、筋肉を使いすぎることで、
筋肉の細ぼうの中に酸素が少なくなり、「乳酸（にゅうさん）」といういらなくなったものがたまります。
乳酸がたまると筋肉はかたくなり、うまくのびちぢみができなくなります。
それがいたみを感じさせると考えられています。
筋肉痛になったら体を休め、筋肉をゆっくりもみほぐしたり、おふろで体をあたためたりしましょう。
血のめぐりがよくなって、酸素が筋肉にたくさん運ばれて、
乳酸をとりのぞいてくれるので、つかれがとれてきます。
また運動の前後には、準備（じゅんび）体そうや整理体そうをしっかり行うことも大事です。
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