ピンクな老後

2005.07.21
ピンクな老後

吉岡利恵:著
出版社:新風舎
発行年月日:2001年1月25日
税込:¥2,625
ISBN:4-7974-1478-2

26歳の作者が、ホームヘルパーとして出会った人々とのふれあいを描いた絵本です。
年を重ねても女であることを忘れず、「これでええんちゃうの?」という曖昧さを持っているおばあさんの話。
「もう何の楽しみもない」と言いながら、庭の梅の花が咲くのを楽しみにしているおじいさんの話。
そして、庭の害虫を一匹ずつ駆除しながら、自分が一人で老後を迎えたときを想像している話。

どれも素朴で温かみのある絵と文章は、実際に出会った人々の魅力が存分に表現されています。
この絵本は、「テープ版画」※という独自の手法を用いて、第12回新風舎出版賞ビジュアル部門最優秀賞受賞しています。

※テープ版画とは、木版画の応用で、シートに色を塗って、乾いた上から業務用の大きいセロハンテープをはってこすり、めくったもの。

<目次>
第一章 あこがれの人
第二章 老後の楽しみ
第三章 「私のときは?」
看護ネット事務局

看護コミュニティ

ページ評価アンケート

今後の記事投稿・更新の参考にさせていただきたいので、ぜひこの記事へのあなたの評価を投票してください。クリックするだけで投票できます。

Q.この記事や情報は役にたちましたか?

Q.具体的に役立った点や役に立たなかった点についてご記入ください。

例:○○の意味がわからなかった、リンクが切れていた、○○について知りたかったなど※記入していただいた内容に対してこちらから返信はしておりません

最大250文字