石川牧子:著
出版社:小学館
発行年月日:2003年10月
税込:¥560
ISBN:4-094-05821-4
この本は元日本テレビアナウンサーとして活躍されていた石川牧子さんの 7 年間に及ぶ東京・仙台の遠距離介護実践した奮闘記です。
アナウンサーとして現役活躍中に、母親がパーキンソン病に倒れた石川さん。在宅介護を取るか、施設に入れるか、また自分の中でも介護を取るか、管理職としての仕事を取るかなど迷いながらも、結局、東京 - 仙台の遠距離の在宅介護を選びました。
この本では、仕事と介護の両立、そして「遠距離介護」といった特異な介護スタイルを実践された記録が紹介されており、親元を離れて暮らしている方には関心が高いものではないでしょうか。
また、あとがきの中では、今までと同じ生活、普通の時間を送ることが介護をする側にとって大切であるというメッセージも伝えられ、アナウンサー業と介護を両立した石川さんの言葉だからこそ説得力があります。
看護ネット事務局