老親の看かた、私の老い方―看護師が考えた「老い」と「介護」

2006.01.21
老親の看かた、私の老い方―看護師が考えた「老い」と「介護」

宮子あずさ:著
出版社:集英社
発行年月日:2004年8月
税込価格:500円(税込)
ISBN:4-087-47733-9

誰もが直前する両親の老い、自分の老い。この本では現役看護師の著者が、一人娘という立場で両親の老いに直面したときに経験したこと、考えたことが紹介されています。両親の老いは誰しもが経験すること。そして両親だけでなく、自分も老いていくことを受け止め、親と自分の未来を明るい覚悟で迎えるための心構えをこの本は教えてくれます。

著者の宮子あずささんは、現役看護師の立場から看護の現状を本音で語る本を多く出版されています。そうした立場の彼女が一人娘として両親の老い、自分の老いを受け止めている点が、私たちに親近感、そして安心感を与えてくれます。

目次:
第1部 親の老いをめぐる10のケース・スタディ
・"親の老い"は受け入れるまでが大変だ!
・"嫁の立場"を辛くする周囲の無理解
・別居から同居へ―三人の女性、それぞれの選択
・母子癒着が娘をスポイルする時 ほか

第2部 未来の私の老いを考える10のケース・スタディ
・人生の春は短い
・どこで老いを過ごすか
・子のいる老い・いない老い
・きれいな人ほど老いるのは大変 ほか
看護ネット事務局

看護コミュニティ

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