介護に役立つ色彩活用術
著者:南涼子
出版社名:現代書林
発行年日:2003年11月
価格:\1,575
ISBN:978-4774505749
デザイン・絵画など、美術の方面では色彩にまつわる様々な書籍が出版される中、本書籍は介護の視点から書かれた色彩活用術になっています。
普段着ている服を明るめのトーンのものに変えただけで、どこか余裕の無かった心に余裕を与え、その人を笑顔へと変えていくなど、色彩の活用次第でその人へ大きな好影響をもたらします。
介護する方は介護される方よりも多くは年齢が若く、老化などによってもたらされる色弱への対応など、なかなか気づくことができない視点も解説してくれています。少子高齢化を迎えるこれからの社会にとって、色彩というものは非常に役立ち、また、見落とすことのできない分野です。
メンタル、施設、住まい環境、あらゆる方向から書かれている本書。
どこから開いても読めるようになっており、非常に読みやすく、読みごたえのある書籍となっています。
◇目次◇
第一章
介護に役立つ色の性質と効果とは?
第二章
彩りのある豊かな介護環境を創る「色」
第三章
高齢者の心身を活性化させる色
第四章
おしゃれの原動力になる色彩
看護ネット事務局