監修:野川とも江
出版社名:丸善
発行年日:2007年6月
価格:\1,575
ISBN:978-4-621-07864-8
言葉はさまざまな力をもっています。時にはその言葉が凶器となり、人を傷つけることもあります。その一方で、言葉が人を励ましたり、その人の人生の中で忘れられない程勇気を与えるひと言となることもあります。
高齢者の介護や病気・けがに苦しむ人、心のバランスを崩してしまった人、悩みを抱えた子供たちなど、それぞれの事例ごとに、人と人との関係を円滑にする「ケアの言葉」を集めた一冊です。
介護する側、される側の円滑な関係を気づくヒントはもちろん、そういう人たちにかける励ましのひと言が、相手にとってかけがえのない言葉になるかもしれません。
第1章 疲れない、疲れさせない老人介護のための「ケア言葉」
◎心の余裕が生むポジティブな言葉かけ
第2章 病気、ケガ、死。焦りや不安、悲しみを緩和する「ケア言葉」
◎さまざまな角度からのサポートが回復への近道
◎不安や焦りを取り除くサポートのしかた
第3章 お見舞いで言いたい、ちょっと気の利いた「ケア言葉」
◎「いつも一緒に」という温かいメッセージ
◎笑顔のあるお見舞いのしかた
第4章 プチうつ、ストレス、不安を訴える身近な人への「ケア言葉」
◎自信の回復と欲求不満の解消を目指す
◎プチうつ、ストレスを抱えた人とのつきあいかた
第5章 ニート、引きこもりetc......。傷ついた子供への「ケア言葉」
◎ブレない視点で変わらぬサポート
◎傷ついた子供の心のケアのしかた
看護ネット事務局