HPV 24歳、子宮頸がん患者デビュー

2012.03.21
HPV 24歳、子宮頸がん患者デビュー

著:723(ナナニーサン)
出版社名:祥伝社
発行年日:2011年07月
価格:\1,260(税込)
ISBN:9784396430450

先生が話し始めた 『このままの生活続けたら 8月までに死にます』
オイラの病気、子宮頸がん 2009年6月、24歳でガン患者デビュー ーーーーーーーーーー 。
日本一状況を分かってないまま 病院へ行ってしまったバカ女である
お腹を開けてみたら末期寸前の『IIIb』だった...
反省と後悔 唯一、予防できるガン こんな思い絶対にさせたくない
ブログで検診呼びかける 悪い例、悪い女の参考書 こうならない為に...

子宮頸がんは毎年約10,000~15,000人の女性が発症しています。がんというと中高年になってからのことのように思いがちですが、子宮頸癌については性行為を通じて感染するということもあり、20~30歳代の若い女性に急増しています。
子宮頸癌は、初期の段階で発見・治療を行えば、ほぼ100%完治します。また子宮を温存することも可能なため、その後の妊娠・出産も可能です。しかし初期の段階ではほとんど自覚症状もないため、定期健診に興味を持たない若い女性にとっては、非常に怖い病気なのです。

最近ではピンクリボン運動など、女性にがん検診を勧める活動が多く行われています。そうした活動が届かない、病気・病院と縁のない世代への数少ないメッセージ本です。
作者は、ファッションやネール、メイクが大好きで、3度のメシより遊び好き。入院時に携帯でブログを始め、イマドキの表現で彼氏や病状、将来のことなどを綴り人気No.1になりました。ブログをそのまま抜き出したものになので、闘病記などを手に取りにくい世代にもとても読みやすい内容です。

同世代のタレントからも推薦される本書が、より広い世代の女性に、検診のきっかけとなることを祈っております。

看護ネット事務局

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