福辺流 力のいらない介助術

2013.07.21
福辺流 力のいらない介助術

著:福辺 節子
出版社名:中央法規出版
発行年日:2008年05月
価格:\2,100(税込)
ISBN:978-4805829820

本書の著者、福辺さんは、大学在学中に自動車事故の怪我による感染から左の下肢を切断してしまいます。その後、結婚し育児をしながら、平穏な生活を送りますが、27才の時に思い立ち、学校に通い理学療法士の資格を取りました。現在は、「義足の理学療法士」として、福辺流介助の方法を広めるべく、介護者向けセミナー、在宅介護講座などを精力的に行なっています。
自身が障害を持っていながらも「介護には問題がない」とし、介助される人視点での教えには、ヘルパーの方や、ご自宅で介護されているご家族にも好評です。

実経験から生まれた福辺流介助法は、「ムダな力を使わない」「相手の意欲と力を引き出す」が2本の柱となっています。介助される側とする側の双方を理解している福辺さんの理論には説得力があり、立ち上がりや寝返りの方法など、とても参考となるでしょう。
日々苦労をしている方にとっては、目の前がパッと明るくなるような介助法です。

また、本書の解説は、豊富な写真を使い、やさしく丁寧に書かれていますので、介護生活が上手くいかず悩んでいらっしゃる方は、ぜひ一度読んでみてください。

もっと詳しく知りたい方は、福辺さんのホームページはこちらです。

介助をもっと楽に!もっと楽しく!
福辺節子のもう一歩踏み出すための介助セミナー
http://www.mou-ippo.jp/index.html

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