できることをしよう。ぼくらが震災後に考えたこと

2022.10.03
できることをしよう。ぼくらが震災後に考えたこと

著者:糸井重里
発行‏ : (出版者)新潮社,(出版年月)2011/12/15
(大きさ)20cm / (ページ数)398ページ/(定価)1400円(税別)
ISBN:978-4-10-363802-5
書籍URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/118319/

「ほぼ日刊イトイ新聞」はご存じだろうか。
略称「ほぼ日」では、インターネットで毎日をお送りする、ちょっとほかにはない、たのしい新聞を掲げて創刊以来毎日休まず更新されている。
本書は、その「ほぼ日」に掲載され、熱い共感の渦を巻き起こした東日本大震災に関わる、日ごろ好かれたり嫌われたりしながら生きている「ふつうの誰かさん」の声や行動を、対談形式で読みやすくまとめている。また、ベストセラー『知ろうとすること。』と対をなしており、今回は被災者である「ふつうの誰かさん」に焦点が当てられている。
誰でも、東日本大震災での活動に限らず、日ごろ勇気を出せず機会を逃してしまうことや、決断できないことは経験したことがあるのではないだろうか。そのような経験について、見栄や恥を捨てて、本当に自分のやりたいこと、できることを一度立ち止まって考えてみる良い機会ではないか。決断に迷っている方にとっては、背中を押してもらえる良い機会につながるのではないだろうか。
自分で決断して行動に移すということは、大変なことではあるが、自分の成長や周囲の人へも良い影響を与えていく。本書を通して、どのような立場に置かれている人も、自分自身を等身大で見つめ直し、できることは何か改めて考えさせられる一冊である。

目次

  • 1章 クロネコヤマトのDNA。
  • 2章 西條剛央さんの、すんごいアイディア。
  • 3章 東北の仕事論。
  • 4章 その話し合いをしておこう。
  • 5章 山元町と手をつなぐ。
  • 6章 福島の特別な夏。
  • 7章 ぼくと「ほぼ日」の「できること」。

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