著者:湯沢雍彦、宮本みちこ
発行所:NHK出版
発行年日:2008年11月28日
価格:1070円(税別)
ISBN:978-4-14-091125-9
書籍URL:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000911252008.html
家族が抱える社会問題に目を向けたことがあるでしょうか。家族が抱える社会問題は100項目以上あると言われています。これらの項目は時代に伴い、変化し複雑になっている現状があります。この書籍は、現代の家族問題を具体的なデータに即しながら検討しています。統計データと図表を示しながら変化の様相とその要因がよくわかる一冊です。
日本では、2005年から死亡者が上回り総人口の減少が始まりました。今のままの出生率が続けば、350年先には日本人は滅亡するとの予測まで出てきています。筆者は、人口減少は大きな家族問題であると述べています。しかし、日本人は「一番大切なものは?」と問われると「家族」を第一に挙げる人の割合が多いです。家族は、我々日本人にとって重要だと思います。その家族を守っていくために、日本の抱える家族問題に目を向けてみませんか。