ボクはやっと認知症のことがわかった : 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

2024.07.01
ボクはやっと認知症のことがわかった : 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

著者:長谷川和夫, 猪熊律子
発行:KADOKAWA
発行日:2019年12月
価格:1300円(税別)
ISBN:9784046044990

この本は、認知症かどうかの診断の物差しとして日本中で広く使われている認知機能検査である「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発した精神科医師の長谷川和夫さんが書かれた本です。「長谷川式簡易知能評価スケール」を開発した方が当事者となり感じたことや、認知症とは何かということ、「長谷川式簡易知能評価スケール」がどのように開発されたのか、認知症の歴史、日本人や日本の社会に伝えたいことなど長谷川医師の伝えたい遺言としての内容がぎっしり詰まったサラッと読める、感慨深く、かつ元気も貰える本です。
人生100年時代、そして更に高齢化社会となっていく日本の世の中で、認知症についての正しい知識を当事者だけでなく周囲の人たちも持つこと、当事者の方と一緒に認知症の方の生活を考えていくことが大切だと書かれています。

 これからの人生をより良く生きるための指針ともなる一冊です。  ぜひ、手に取って認知症について、自分が生きることについて考えてみませんか?

  • 第1章 認知症になったボク
  • 第2章 認知症とは何か
  • 第3章 認知症になってわかったこと
  • 第4章 「長谷川式スケール」開発秘話
  • 第5章 認知症の歴史
  • 第6章 社会は、医療は何ができるか
  • 第7章 日本人に伝えたい遺言

看護コミュニティ

ページ評価アンケート

今後の記事投稿・更新の参考にさせていただきたいので、ぜひこの記事へのあなたの評価を投票してください。クリックするだけで投票できます。

Q.この記事や情報は役にたちましたか?

Q.具体的に役立った点や役に立たなかった点についてご記入ください。

例:○○の意味がわからなかった、リンクが切れていた、○○について知りたかったなど※記入していただいた内容に対してこちらから返信はしておりません

最大250文字