子どもたちを危険な"アスベスト"から守るために、まずは、アスベストについて知ることから始めましょう。
聖路加国際大学では、子どもたちをアスベストによる健康被害から守るために、一般の方々にその危険性を示し対処法を広める活動をしています。
アスベストは目に見えませんが、吸い込むと、数十年後にがんなどの病気を引き起こす可能性があります。成長途中の子供にとっては、とても危険なものです。
建物の解体作業や壊れた建物にはなるべく近づかないように注意しましょう。
建物に使われたアスベストがむき出しになっていると、目に見えない細かいアスベストが空気中に飛んで、人が吸い込こんでしまいます。壊れた建物やがれきには近づかないようにしましょう。
学校のアスベスト問題は、1987年から全国で調査と対策が行われましたが、その調査は不十分だったことも分かっています。建物の取り壊し、改築、電気等工事などで天井や壁のアスベストがむき出しになると飛散します。どんな小さな工事でも、必ず子どものいないときにしてもらいましょう。
近所で病院など大きな建物の解体工事がある場合や、学校のアスベストの情報などは、直接工事担当会社や学校、市町村の役所に問合せることもできます。
まずは、大切な子どもたちを守るために、アスベストについての知識を持っていただくことが大切です。
FREAは、子どもと保護者向けに、アスベストの危険性とアスベストによる健康被害から身を守る方法を紹介しているサイトです。子供向けのキッズページは、アスベストが飛散しやすい危険な場所を写真で示し、わかりやすい言葉とイラストで危険を回避するための行動を具体的に示しています。
日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ベトナム語、ロシア語9か国語で見ることができます。
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。