医療の主人公は患者であり、健康生活を作るのは市民一人一人です。
主体的に健康行動や治療法を選択し、日常生活を営んでいくには、その判断基準になる充分、かつ、適切な情報が必要です。また、最も基本的な健康情報はからだに関する知識だと考えています。
からだの知識を子ども達に伝え、健康に関して主体的な次代の市民の育成に寄与すること、からだの理にかなった援助技術を開発して公開し、日常生活をより快適にすることに貢献したいと考えています。
「からだフシギ」は、からだの知識を子ども達に伝えるために活動を行うグループです。
これまでには、5歳児を対象とした、からだの知識を伝えるための教材(からだのしくみを知るためのTシャツ2種類、絵本6冊)を作成したり、これらの教材を使用した教育プログラムを実施したりしています。
また、2006年10月28日に「子どもと学ぼうからだのしくみ」をテーマに駅伝シンポジウムを開催いたしました。
>> シンポジウムの様子
食物の消化、吸収、排泄の過程を見ることができる消化器Tシャツです。この消化器Tシャツは、習志野市の保健師さんが作成したものが基になっています。
布製で、口 から肛門までの各臓器が原寸大でTシャツの上にマジックテープで貼り付けられています。各臓器は、Tシャツから容易に取り外すことができ、小腸の長さなど をこども達が体感することができます。
また、食道、胃、空腸、上行結腸、S状結腸付近に、窓をつくり、消化物の形態が観察できるようにもなっています。
消化器Tシャツ |
食べ物の消化形態を観察できる窓 |
腸の長さを体感できます |
♪「からだ フ・シ・ギ」♪
作詞:村松純子+COE11 / 作曲:HISA
たべたごはんは どこいくの
どうしてよるは ねむたくなるの ウンチってなぁに アクビってなぁに からだ ふしぎだね くしゃみのはやさは しんかんせん すいかたべたら おしっこたくさん はたらいているの ねているときも からだ ありがとう どうしてわたし おおきくなるの どうしてしんぞう ドキドキするの ほねってなぁに ちってなぁに イエイ からだ たから だから からだ もっとしりたい しりたいな からだ たから だから からだ もっとしりたい しりたいな からだ! |