聖路加スマイルコミュニティでは、研修を受けた乳がん体験者・乳がんサバイバーが集って、ボランティア活動を行っています。
聖路加スマイルコミュニティは、乳がん女性のためのサポートプログラム参加者の声から生まれました。聖路加国際病院ブレストセンターで、ボランティア活動を行っています。
乳がんに悩む女性は、あなた一人ではありません。
「不安な気持ちを抱えて検査を受ける患者さんや乳がんの治療を受ける患者さんのそばで、自然な形で寄り添って、気持ちを癒したり、和んだりしてほしい」
「自分と同じ体験の患者さん達が、毎日を笑顔で送れるようになってほしい」
そういった思いを胸に、乳がんサバイバーが、乳がんの治療を受ける皆さまのサポートを行います。
対象 | 聖路加国際病院 または ブレストクリニック築地へ通院中の乳がん女性の方(術後年数は問いません)他の医療機関に通院されている方はご利用できませんのでご了承ください。 |
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体制 | 予約制です。お1人40分ほどのお時間です。 ご利用の方1名に対し、研修を受けたボランティアが1~2名で対応いたします。必要に応じて、看護師など医療者への橋渡しのお手伝いをさせていただきます。 |
開催場所 | |
開催日程 | 2008年10月より、月に2回(13時~16時)のペースで開催しています。 2011年12月からの予定(毎月第2火曜日、第4木曜日) 2011年12月13日(火)、22日(木) 13時~16時 2012年1月26日(木)13時~16時 2月14日(火)、23日(木)13時~16時 3月13日(火)、22日(木)13時~16時 2012年4月も月2回のペースで開催する予定です。 |
申し込み方法 | ご希望の方は、事前に聖路加国際病院ブレストセンター看護師に直接お申し込みください。予約の手続きをとります。尚、お電話でのご予約は受け付けておりませんのでご了承ください。 |
費用 | 費用は無料です。 |
お問い合わせ先 | 聖路加国際病院ブレストセンター 〒104-8560 東京都中央区明石町9-1 |
※生活や体験のおしゃべり:利用する方にご留意いただきたいこと
活動を立ち上げるきっかけは、2004年より聖路加国際病院ブレストセンタースタッフと聖路加国際大学スタッフの協働により開催している乳がん女性のため のサポートプログラムへの参加者の声でした。
参加者同士の支え合いは何より暖かく、また前を向いて歩こうという勇気と元気が沸いてくるものでした。 参加者のコアメンバーとサポートプログラム運営スタッフによる運営会議の中で、次のような声があがりました。
「乳がんと主治医から告げられた時、気軽に体験者の話を聞いてみたいと思った。」
「乳がんのことを誰にも話せず孤独だった。体験者に話を聞いてほしかった。」
「乳がんでも元気で過ごす人に会いたかった。」
「これまで自分が支えられて元気になれたのだから、今度は恩返しをしたい。」
その声を形にしたいと、サポートプログラムに参加する乳がん体験者有志メンバーと、ブレストセンターおよび看護大学スタッフとが検討を重ね、2008年 10月より聖路加国際病院、ブレストクリニック築地で乳がんの治療を受けている方を対象に、聖路加国際大学内にて体験者同士で気軽におしゃべりできる場を 作り活動を行ってまいりました。
より多くの不安を抱えて受診をされる患者様のお役に少しでも立ちたいという思いより、2011年10月20日より、聖路加国際病院ブレストセンターに場所を移動し活動を継続しています。
聖路加スマイルコミュニティボランティアはみな、乳がんサバイバーです。
同じ病いを持つ人々の気持ちやニーズを受け止め、知恵や勇気を分かちあうことができるよう、ボランティアとしての基本的知識・態度、役割、乳がんの病態や治療に関する基本的知識と健康資源、コミュニケーション技術や支援者としての態度 などについて研修を受けた上で、ボランティアとして活動しています。
聖路加スマイルコミュニティは、運営主体は乳がん体験者ボランティアによる自主的な活動ですが、協働パートナーシップのもと医療者サポーターとして、以下のスタッフも参加しています。
(2015年1月26日更新)